村山由佳『僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 Ⅱ』を読んだ話

皆様お疲れ様です、ハチマキです。

 

今回は

 

おいしいコーヒーのいれ方 (2) 僕らの夏 (集英社文庫)

おいしいコーヒーのいれ方 (2) 僕らの夏 (集英社文庫)

 

 

村山由佳さんのおいしいコーヒーのいれ方シリーズの2作目、「僕らの夏」 を読んだのでその感想など。

 


前回の作品についてはコチラ

 

以下Amazonの引用 

5歳年上のいとこのかれんとその弟の丈と同居して1年。大学生になった勝利の毎日は不安と焦りでいっぱい。恋人でもあるかれんとの仲が、なかなか進展しないからだ。ファースト・キスはかわしたけれど、彼女はホントに僕のことが好きなのだろうか?強力なライバルの出現、大学での新たな人間関係…と勝利の心は休まるヒマもない。シリーズ第二弾。かれんと勝利、ふたりの夏がはじまる!

 

はじまる!

 

というわけで読んだ感想など。

 

多少ネタバレになるものもあると思うので嫌な方はここらで引き返してください。まだ間に合う。

 

前作からの変化と言えば、同じ高校の教師・生徒という間柄だったかれんと勝利でしたが、今作では勝利は大学生に。

 

大学の同級生の星野さんという女の子がライバル的な存在になるのかと思い、実際そんな感じになっていく…と思いきや割とあっさり引きました。少なくとも今作では。

 

今回もやきもきさせられるような展開が多かったですが、次作以降もこんな感じで進んでいくんでしょうか?

 

1作目に比べ割とあっさり終わってしまった感覚がありました。もう少し意表を突かれるような展開も欲しいような。

 

でもサクサクっと読めちゃうし何だかんだ先が気になるので読み続けちゃいそう。かれんを狙う中沢さんの今後も気になります。

 

 

感想とは違うかもしれませんが、あと1つ。

 

勝利の陸上部の先輩である原田先輩が、食堂で星野さんと一緒にいる勝利を見て

 

「彼女イナイ歴21年の俺の前で…」

 

勝利をやっかむシーンに関してです。

 

正直僕からしたら

 

「青いな」

 

としか思わないわけです。

 

お前に10年後、同じセリフが言えるのかと。なあ原田。俺は言えるぞ。

 

しかし、自分の大学時代を思い返すとなぜあそこまで人間関係を作ることを拒絶していたのか…もう少し仲良くしとけば何かが変わったでしょうね。良くも悪くも。

 

でも大学時代キックに打ち込めたことに後悔はないです。

 

そんなブログを書いていたらもう7月が終わっていたらしい2017年夏。

 

そんな感じで。

 

以上ですっ!

 

 

終わり