JFAこころのプロジェクト「夢の教室」をやってきました

皆様お疲れ様です、キックボクサーのハチマキです。

 

3日前、月曜日に
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日本サッカー協会の、JFAこころのプロジェクトとして行われている「夢の教室」を夢先生として愛知県小牧市の小学校で行ってきました。

 

今月初旬に千葉県松戸市にも行き、その時が初回でした。今回が2度目。

 

前回も今回も2クラスで授業をやらせていただきました。

 

まず前半は体育館でゲームをやります。
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最初上手くいかないことも、皆で作戦を考えて協力することでクリアを目指します。

 

そして急いで着替えて後半は
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「夢曲線」を描きながら、自分の経験を語りどうやって夢を持ったのか?どうやってその夢に向かっていったのか?などを話します。慣れてないし急いでたのでネクタイが曲がっております。

 

「夢の教室」概要 | JFAこころのプロジェクト | 社会貢献活動|JFA|日本サッカー協会 

詳細はコチラ

 

そして子供達に
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「夢シート」を書いてもらいます。夢は何なのか、そのために今何をすれば良いのか、そして夢先生についてメッセージを書く欄等があります。

 

それに対して返事のメッセージを書いてまた送ります。

 

今ちょうど松戸の小学校の夢シートを書いています。子供達に何か力を与えられるようなメッセージを書こうと考えていると、なんか自分の言葉で自分まで励まされる感じがします…(笑)

 

授業でも話しているんですが、僕は小学生ぐらいの頃は夢なんてなくて

 

「野球選手」とか「サッカー選手」、「歌手」とか言っている周りの友達を見て

 

(もっと現実を見ろ)

 

と思っていた冷めた子供でした。将来の夢を書くときは「サラリーマン」と書いていた記憶があります。別に働きたいわけではなくて食い扶持稼げて休みの日にゲームでもできれば良いかな、みたいな感じでした。

 

そんなんだからだんだん生きてても楽しくないなーと思うようになりました。

 

そんな自分が、初めてと自分の意思でやりたいと思って始めたことが格闘技でした。

 

最初はボクシングジムに練習生として通ってるだけで心底幸せで、キックボクシングを始めて本気でチャンピオンを目指すようになってからさらに充実した日々になりました。

 

今、夢を持てている子供は素晴らしいですが、夢なんて見つからない子供もいると思うし、途中で夢を見失う子供もいると思います。

 

そんな子供達に、もともと夢なんてなくて、そもそも運動自体苦手で、高校でボクシングジムに通っていたときも

(俺はボクシング好きだけど選手には絶対なれないからトレーナーかボクシング雑誌のライターになりたい)

と思っていた自分が、キックボクシングの選手としてチャンピオンになれたという話をすることで少しでも何か伝えられていたらと思います。

 

初回、緊張して思っていたより言葉で伝えたいことを伝える難しさを感じました。

 

最初から上手くできることなんてないとは思いますが、その生徒にとっては一度だけの夢の教室の機会なのでとにかく全力でやっています。

 

その上で毎回より良い内容にしていけたらと思います。

 

だけど本当に子供達は元気いっぱいで接しているとこっちまで元気になれます。


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イラストレーターになりたいって子供が即興でこんな絵を書いてくれたり…嬉し過ぎるだろぉ…もう君は立派なイラストレーターだ…!右下に名前が書いてあって、コピーライト的な意味で書かれていたのか悩みましたが一応隠しておきます。

こうやって子供達に偉そうに語る分、自分はより頑張らねばと思います。

 

去年は夢曲線で言うと落ちてるところでしたが、ここからはまた上がるしかない。

 

今の夢は「復帰してまた試合を見せること」です。夢はこの手で叶える。

 

ここで1曲聴いてください、Kalafinaで“One Light

 

以上です!

 

終わり